Jupyter Notebook導入メモ
はじめに
最近、Python 関連の勉強会で頻繁に耳にする「Jupyter Notebook」。このツールで作成された資料でプレゼンをする方が多いのを見て、試してみる価値があると思いました。特に、この記事では Windows 10 環境での導入を主に説明します。
Python のインストール
まずは Python が必要なので、Python 公式サイトからダウンロードします。
- 注: 2019/02/24 現在、バージョン 3.7 がおすすめです(後述の Anaconda が 3.7 に対応しているため)。
- 注意: 64 ビット版のインストーラを選んでください。
Anaconda のインストール
Anaconda は、Python とその周辺の数多くのパッケージを一括でインストールしてくれる便利なツールです。Anaconda のダウンロードページから、対応する OS のインストーラをダウンロードします。
- 注意: これも 64 ビット版を選んでください。
Add Anaconda to my PATH environment variable
の選択は非推奨です。
Jupyter Notebook の起動
Anaconda のインストールが完了したら、スタートメニューから Jupyter Notebook を選択して起動します。ブラウザが開き、ダッシュボードが表示されれば、導入は成功です。
使い方
- 右上の
New
ボタンをクリックして、Python3 を選択。 - セルに Python コードを入力し、
Ctrl + Enter
で実行。
まとめ
Jupyter Notebook は主にデータ分析で使われるみたいですが、初心者の勉強用にも良いツールかなと思いました。
教える側も Jupyter Notebook で資料を作成し、ブラウザで表示させながら解説、時にはコードを追加・編集したりすればインタラクティブに表示ができるので教える側もやりやすいのかなと思いました。