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Docker for Windows導入メモ

はじめに

Windows で Docker を使う手段としては、主に Docker Toolbox と Docker for Windows があります。この記事では、Docker for Windows の導入についてメモを残します。

注意: Docker for Windows は Windows 10 Pro が必要です。Home エディションの場合は、Docker Toolbox を使う必要があります。

Hyper-V の有効化

  1. スタートメニューをクリックし、contと入力してコントロールパネルを開く
  2. 「プログラム」をクリック
  3. 「Windows の機能の有効化または無効化」を開く
  4. Hyper-V にチェックを入れる
    Windowsの機能

Docker for Windows のインストール

  1. Docker Hubから Docker for Windows をダウンロードします。アカウントがない場合は、事前に作成が必要です。
  2. インストールは特に気をつける点はありません。基本的には「次へ」をクリックして進めてください。

Docker for Windows の設定

  1. インストールが完了したら、一度システムを再起動します。
  2. OS が起動したら、Docker for Windows を起動します。初期設定が行われ、数分後に Docker が起動します。この際、Hyper-V 上に Docker-Machine が構築されます。
  3. 下記のような画面が出れば、インストールは成功です。コマンドプロンプトや PowerShell からサンプルコマンドを実行して、Docker が正常に動作するか確認してください。
    docker

補足: ターミナルの選択

自分は Windows のコマンドプロンプトが使いにくいと感じるため、cmderというターミナルエミュレータを使用しています。