Amazon LightSailでサーバを作った直後にやったこと
はじめに
Amazon LightSail を使ってサーバーを新しく作成した直後、初期設定で行ったことについて解説します。主に、デフォルトユーザの削除と新ユーザの作成、そして SSH のデフォルトポートの変更に焦点を当てます。
デフォルトユーザの削除と新ユーザの作成
CentOS 7 の場合、デフォルトのユーザ名は「centos」となっています。セキュリティのため、このデフォルトユーザを削除し、新しいユーザを作成します。
# sudo su -
# mv /home/centos/.ssh/authorized_keys /tmp
# useradd 新ユーザ名
# mkdir /home/新ユーザ名/.ssh
# chown 新ユーザ名:新ユーザ名 /home/新ユーザ名/.ssh
# chmod 700 /home/新ユーザ名/.ssh
# mv /tmp/authorized_keys /home/新ユーザ名/.ssh/
# chown 新ユーザ名:新ユーザ名 /home/新ユーザ名/.ssh/authorized_keys
# visudo
visudo
コマンドで開いたファイルに、以下を追記します。
新ユーザ名 ALL=(ALL) ALL
SSH のデフォルトポートの変更
SELinux の無効化
デフォルトの SSH ポート(22 番)を変更する前に、SELinux が有効な場合は無効にします。
# vi /etc/selinux/config
SELINUX=enforcing
を SELINUX=disabled
に変更します。
ポート番号の変更
# vi /etc/ssh/sshd_config
Port 22
を任意の番号(例:Port xxxxx
)に変更します。
# systemctl restart sshd
ファイアウォールの設定
Amazon LightSail のコンソール画面から「ネットワーク」→「ファイアウォール」で、22 番ポートを削除し、新しく設定したポート番号を許可します。
最後に
以上が Amazon LightSail でサーバーを新規作成した直後に行った初期設定です。新ユーザと変更した SSH ポートでログインできれば、設定は成功です。